先月(5月)、新型コロナワクチンの投与が終わりました。
私は医療従事者なので早めの接種でした。
巷ではワクチン接種への不安や、副反応の懸念が飛び交ってます。
実際に接種を完了した私が接種の流れ、接種時の痛み、副反応について報告させていただきます!
新型コロナワクチン【ファイザー】コミナティを接種
私が接種したのは【ファイザー】コミナティというワクチンです。
このワクチン接種は国および地方自治体による新型コロナウイルスワクチン接種事業の一環として行われており、令和3年5月の時点では、日本ではこのワクチンしか接種されていませんでした。
私は医師や看護師ではありませんが、病院に勤務する医療従事者である為、優先的に接種する対象となっていました。
このワクチンの特徴を資料から引用して載せておきます。
・本ワクチンはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンという種類のワクチンです。mRNAでは、ウイルスのたんぱく質を作る基になる情報の一部を注射します。人の体の中で、この情報を基にウイルスのたんぱく質の一部が作られ、それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫ができます。
また、このワクチンは2回接種を受ける必要があります。
・本ワクチンは1回目の接種後、3週間の間隔で2回目の接種を受ける必要があります。
引用:新型コロナワクチンコミナティを接種される方とそのご家族へ 監修 峯眞人先生他
実際の接種の模様
これはあくまでも病院勤務の私が接種した時の流れを説明するものです。
一般の集団接種などの場合は若干流れが違うかもしれませんので、現場での指示に従うようにしてください!
問診票作成
まず問診票を書きます。
内容はインフルエンザの予防接種と同じような項目の予診票に必要事項と体温を記入。
医師の説明に同意する署名を行い完成です。
医師による説明
医師からは氏名の確認(フルネームで名前を尋ねられる)をされ、健康状態などを尋ねられます。
次に注射する部分を消毒するアルコールに皮膚がかぶれたことがないか確認された後、消毒をされます。
注射!!
私は左腕のかなり肩に近い部分に施行されました。
後で述べますが、接種後の痛みが出現する可能性が高いので、利き手ではない反対側の腕に接種してもらいましょう!
筋肉で言うと三角筋中部繊維です(一応私理学療法士)
穿刺時にチクッと痛みがありますが、インフルエンザのように液を注入される際の痛みは全くありませんでした。
最初のチクッのみw
副反応の確認の為15分程度会場で待機
注射終了後はアナフィラキシーショックのような急激な副反応が出現しても迅速に対応できるよう、会場で15分程度待機します。

注射部位の痛みもないし、気分も良好。その辺は安心しました。
副反応はでるのか?どんな症状があるのか?
次の日、

次の日、朝起きた時点で注射した方の肩が上がらない感じでした。
体の前から万歳するように手を上げると上がりますが、
横からジュディ・オングみたいに(?)上げようとすると注射した辺りが痛い
明らかに三角筋中部線維の痛みでした。
痛みの種類的には筋肉痛のような鈍い痛み・・・
今回のワクチンはインフルエンザのような皮下注射ではなく筋肉注射なので、筋肉痛が起こってもまあまあ不思議じゃないだろうなぁとは思っていたので、
あ~肩が痛いな~~程度の感じで普通に生活できましたし、その翌日には痛みはほぼ消失していました。
二回目の接種・・・発熱・・・
3週間後に二回目の接種を受けました。
接種した際の流れや痛みは1回目とほぼ変わりませんでした。
二回目の方が出やすいという副反応ですが、
私の場合は接種後ちょうど24時間後くらいから倦怠感と37度台の発熱がありました。
この副反応、私の部署では30人中8人が37度~38度台の発熱が認められました。
26%の職員が発熱したってことになりますね!
ただしこの発熱は私の場合は1日ですっきり緩解しましたし、
ワクチンの副反応だと最初から分かっていましたので精神的には楽でした。
これから受ける人へのアドバイス
部署や夫婦で同じ日に打たない
次の日に何らかの副反応が出た場合、部署で何人も休みが出ると仕事が回らなくなります。
なるべく接種する日が被らないようにするべきです。
また、

今は予約の関係で複数人で同時に予約してしまいがちだと思います。
特に2回目の接種は副反応が出やすいようですので、お互いに副反応が出ると困る人とは同時に打たないようにしましょう。
次の日は休暇が望ましい
ワクチン接種の次の日はワクチン休暇を取った方がいいと思います。
そんなもんない場合でも普通に有給休暇をあてるとか、対策を講じましょう。
腕の痛み、倦怠感、発熱などの副反応が出ることをはじめから想定しておくべきです。
ワクチン接種は自己責任です
ワクチンに関しては、いろんな憶測が飛び交っています。
全世界のコロナウイルス蔓延に対して、通常の薬剤よりも短い治験期間で特例的に承認されたワクチンです。
接種するかしないかは自己判断!
接種していないからといって不当な待遇や差別を受けることはあってはなりません!
私も医療従事者という責任もありますが、接種に関しては最終的には自己判断でした。
もし、ワクチン接種に悩んであられるのであれば、私の経験を少しでも参考にしていただければ幸いです。