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はじめに|中学進学は「バレーの分かれ道」
小学生バレーを一生懸命頑張ってきた我が子。
中学進学を前に「このままバレーを続けさせたい」と思う一方で、
- 私立中学のバレー部に進むべきか
- 公立中学に通いながら地域のクラブチームに入るべきか
と悩む親御さんはとても多いのではないでしょうか。
中学年代は、技術だけでなく心も大きく成長する時期です。 だからこそ進路選択は簡単ではありません。
この記事では、 私立中学のバレー部と公立中学+地域クラブという2つの選択肢について整理し、 さらに我が家の実体験も交えながら考えていきます。
中学進学後に考えられる2つの選択肢
中学進学後、バレーを続ける道は大きく分けて次の2つです。
1.私立中学に進学し、学校のバレー部で活動する
2.公立中学に進学し、部活や地域のクラブチームで活動する
それぞれにメリット・デメリットがあり、 どちらが正解ということはありません。
まずは私立中学バレー部の特徴から見ていきましょう。
私立中学バレー部のメリット

中高一貫でバレーを続けられる(春高まで直結)
私立中学の大きな魅力は、中学から高校まで一貫した環境でバレーに取り組める点です。
・指導者やチーム方針が大きく変わらない
・中学・高校を見据えた長期的な育成
・春高バレーを目標にしたチーム作り
高校受験による中断がないため、 中学年代から一貫した流れでバレーに向き合える環境は大きな強みです。
高校受験がなく、バレーに集中しやすい
中高一貫校では高校受験がありません。
・受験期に練習量が落ちにくい
・勉強とバレーのスケジュールを計画的に組める
・メンタル面の負担が少ない
特に競技志向が強い子にとっては、 集中できる環境が整っていると言えるでしょう。
高いレベルでバレーができる
私立中学のバレー部には、全国大会を目指すチームが多くあります。
経験豊富な指導者が在籍し、同じ目標を持った仲間が集まりやすい傾向があります。
また、高校生と一緒に練習ができる学校だと、中学のうちから日常的に高い基準でプレーできます。
これが一番のメリットといっても過言ではないと思います!技術面だけでなく意識面の成長にもつながります。
私立中学バレー部のデメリット
学費・遠征費などの経済的負担
私立中学は公立に比べ授業料が高くなります。
ただし国や自治体による支援制度で授業料負担がかなり軽減されているのも事実です。(私も金銭的な心配をしていましたが、支援制度を活用すると意外と安く抑えられることが分かり、長女を私立に進学を決めた!)
また、公立より練習試合や大会出場も多く、遠征費・合宿費がかかることがあります。
公立に比べて家庭の負担が大きくなる可能性があります。
長期的な視点で、無理のないかたちかどうかを考える必要があります。
進学の選択肢が狭まる可能性
バレー中心の生活になることで、将来の進路変更や学業とのバランスに悩むということも考えられます。
ただ、学校にもよるとは思いますが、進学実績やサポート体制はどの学校も充実していますし、バレーを生かした進路も勧めてくれます。
バレー部を簡単に移れない
私立中学でバレーを始めると、指導方針が合わない等でチームを移籍することが難しくなります。
逆にクラブチームだと他チームへ移籍はしやすいというメリットがあります。
学校を変えることは、 生活環境すべてを変えることになるため、 慎重な判断が必要です。
我が家が経験した「公立中学」と「私立中高一貫」

ここからは、我が家の実体験を少しお話しします。
長男|公立中学でバレーを続けたケース
我が家の長男は、公立中学校でバレーを続けました。
結果的に県大会で優勝、地方ブロック大会で三位と大健闘することができましたが、 これは「公立でも簡単に勝てる」という話ではありません。
小学校時代に一緒にバレーをしていたメンバーが、 たまたま同じ公立中学に多く進学し、 チームとしての土台が最初からできていたことが大きかったと思います。
ちなみに小学生時代にも県大会で優勝し、全国大会にいったメンバーでした。
指導者、仲間、環境がうまく噛み合ったことで、 公立中学の部活動でも高いレベルを経験することができました。
長女|私立中高一貫校でバレーを続けているケース
一方、長女は中高一貫の私立中学に進学し、バレー部に所属しています。
2年生で挑んだ新人戦でフル出場し、県大会優勝を経験しました。
私立中学のバレー部では、 中学・高校を見据えた指導方針が最初から明確で、 練習内容やチーム作りも数年単位で考えられていると感じます。
高校受験がないことで、 バレーに集中できる環境が早い段階から整っている点は、 私立中高一貫校ならではの強みだと感じています。
ちなみに進学校なので勉強では多少苦労していますが(笑)
授業が充実しているし、高校受験もないので塾にもいく必要なく何とか頑張っています!
まとめ|「どちらを選ぶか」より「どう向き合うか」
同じ家庭、同じ親の立場から見ても、 公立中学と私立中高一貫校では、 バレーとの向き合い方や日常の景色は大きく違いました。
ただ、振り返って強く感じるのは、 結果を分けたのは進路そのものではなかったということです。
公立でも、仲間や指導者、タイミングが噛み合えば高いレベルを経験できます。
私立でも、恵まれた環境の中で継続して努力しなければ結果は出ません。
中学進学の段階で大切なのは、 「私立か公立か」という二択の正解を探すことではなく、
この子はどんな環境だと前向きに取り組めるのか?
バレーと学校生活をどう両立していきたいのか?
を、親子で一度しっかり話し合ってみることかな~と思います。
進路はゴールではなく、スタートです。
選んだ道をどう活かすかで、その後の経験や成長は大きく変わります。
中学進学を控えた親御さんが、 「選択そのもの」に振り回されるのではなく、 納得感を持って一歩を踏み出すための参考になれば幸いです。
