バレーの初心者のよくある悩みの一つに、
レシーブする時に手や腕が痛い!
というお悩みをよく聞きます。
バレーやってる人って痛くないの?
と聞かれることも多いですが、
実際、経験者でも条件によっては痛いこともあります。
この記事では初心者の方やちょっとした球技大会でバレーをする時などに、
なるべく痛くならないようにする方法を伝授いたします!
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バレーのレシーブで手が痛い!痛くならない方法とは?
経験者でもレシーブをすると手が痛いのか?
たまにちょっと痛い時もある・・・
でも、初心者がレシーブをする時よりは圧倒的に痛くありません。
私は痛くない要因は慣れ(部位強化?)と痛くない手の当て方を学習しているからだと考えています。
また、普段はバレーの練習していないけど、
球技大会などでプレーすることとなった人などの為に、
痛みを少なくする即席の対処法もあります。
レシーブをしても痛くならない具体的な対処法は以下の通りです!
痛くないレシーブ法
- 痛くない手の当て方でレシーブする。
- ボールの空気圧、劣化に注意する。
- 手を冷やさないようにする
- アームカバーなどでガードする。
- 慣れる
1.痛くない手の当て方でレシーブする
レシーブは手を組んで手首と肘の間、つまり前腕でボールにコンタクトします。
その際に正しい面の作り方や手の組み方ができていないと、腕が痛くなりやすいです。
文章では分かりにくいので写真を見てみましょう!
左側が痛くなるレシーブフォーム、
右側は正しいレシーブフォームです!
親指を上に向けて『前にならえ』をした肢位で肘から手に向かって腕の上側を触っていくと、手首の手前に骨が触知できると思います。
その骨は橈骨と言って前腕を構成する二本の骨の内の一本です。
左の図のようにこの骨を上向きにしてボールにコンタクトすると、
橈骨茎状突起(骨のでっぱり)部分に当たります。
そこには皮下組織や筋がないので強い痛みを感じてしまいます。
また、ボールにコンタクトする面積が狭くなり、ボールをコントロールすることも難しくなります。
右の写真の正しいレシーブの構えは、両前腕を回外(外側に回す)し、腕の前面を平たくします。
こうすると、ボールに当たる部分に皮下組織があり、痛みは少なくなり、ボールを面でとらえることができるので、レシーブの精度が向上します。
脇を締めて、組んだ手首をやや下に向けることで両腕が正しく回外し、レシーブの面が完成すると思います。
2.ボールの空気圧、劣化に注意する
意外と盲点なのがボール自体に問題があるケースです。
初心者や子供たちなら適正な空気圧のボールの固さが分からないので空気が抜けているのにそのままプレーしてしまうこともあると思います。
ボールの空気がないと、反発力がないのでボールが重たく感じ、そして痛いですw
ボールへの正しい空気の入れ方は以下の記事を参考にしてください。
バレーボールの空気の入れ方と適切な空気圧管理について
バレーボールの空気、入ってますか? バレーボールの空気圧はミカサ0.300~0.325kgf/cm2、モルテン0.294~0.319kgf/cm2ですが、 バレーボールの空気圧、どうやって計るか知って ...
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また、ボールが湿っていたり、雨漏りなどで過去に水に浸かったことのあるボールは合皮が劣化して重たく感じることがあります。
その場合もやっぱり痛いですw
使い込まれてつるつるになったボールもクッション性がなくなっています。
ボールは買うと結構高いですが、なるべく状態のいいものを使いましょう。
3.手を冷やさないようにする
手や腕が冷えていてもはやり痛みを強く感じてしまいます。
加えて、バレーボールやバスケなど手で直接ボールコントロールをする競技では、手が冷えた状態だと手指などの末梢血管の循環が落ち、筋が固くなるので、パフォーマンスに影響してしまいます。
手が冷えることに対しては手袋や使い捨てカイロなどの防寒対策を講じることである程度は軽減されます。
冷え切った手を温める方法としては以下の記事でも詳しく説明しています!
冬のバレーやバスケで手を温める方法とオススメグッズ
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4.アームカバーなどでガードする
物理的に腕の皮膚を保護する方法として、アームカバーを装着する方法があります。
皮膚とボールが触れた時の『バチン!』という衝撃はある程度防ぐことが出来ます。
また、寒い時は保温になりますし、汗を吸収し滑りにくくなり、レシーブが安定します。
筋肉の揺れを防いで疲労の軽減効果も期待できる優れものです!
ただし、前述のようにレシーブの面はしっかり作らないとボールが骨に当たる痛みはさすがに防げませんw
ですがアームスリーブはデメリットは特にありませんし、
痛みが軽減するのは間違いないのでどんどん使用してみましょう!
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【まとめ】バレーになれると痛くなくなります
バレーを始めたころや、年に一回のバレー大会にほとんど練習せずに出場するような状況だと手が痛くなることが多いと思います。
でも、数回練習すると不思議と手の痛みを感じなくなるものです。
ただ個人差もありますし、皮下組織の少ない女性だとこの痛みに悩まされる期間も長くなる可能性もありますね。
今回紹介した様々な方法で、手の痛みを克服して是非もっとバレーを楽しんでいただきたいです。