寒い時期にバレーやバスケをプレーしたことがあるでしょうか?
私はバレーボールが専門なのですが、
手が冷えているとものすごくプレーに影響しますよね!
私の場合は冷え性なのでいくらウォーミングアップをしてもなかなか手指は温まりにくい。
バレーやバスケなど繊細なボールへのコンタクトを必要とする競技では手を温めることが必須です。
今回は練習や試合前に効果的に手を温める方法とオススメグッズをご紹介します。
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手の冷えはパフォーマンスを低下させてしまう
手指が冷えた状態ではプレーのパフォーマンスが著しく低下します
これはバレーなどの球技ではもちろんですが、例えば楽器演奏とか、eスポーツの世界でも同じことがいえるのではないでしょうか?
では、皮膚が冷えると体はどんな状態になっているのでしょうか?
考えられるのは以下の3つ
皮膚が冷えていると
- 筋肉が固くなって動きにくい
- 痛みを感じやすい
- 血流が悪く疲労物質がたまりやすい
筋肉が固くなって動きにくい
身体が冷えた状態では筋肉の柔軟性が低下します。
バレーのようにボールに対する柔らかいタッチ、または強烈なスパイクを放つための筋出力を発揮するには筋肉が柔らかくしなやかにそして力強く収縮・弛緩する必要があります。
そして、筋肉が動きにくい状態のまま運動を行うことはケガにもつながります。
一つは、筋肉が骨に付着している部分である腱に過剰にストレスがかかり、
また、柔軟性に乏しい筋肉を無理に伸ばそうとすると筋肉自体を傷めてしまう原因にもなります。
痛みを感じやすい
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寒いときって痛みを感じやすいですよね?
関節痛などもそうですが、例えば寒いときにレシーブするとすっごい腕が痛い!
環境温が低下すると痛みの閾値が下がり、
痛みを感じやすい状態になっている可能性があります
血流が悪く疲労物質がたまりやすい
寒いと手や指など体の末端の血管は熱を逃がすまいと収縮する。
すると、血流が悪い状態となり疲労物質が発生・貯留し疲れやすくなります。
また、血管の収縮は阻血性(血の循環が悪い)の痛みも発生させてしまう可能性があります。
バレーやバスケのプレー前に手や指を温める効率的な方法
![](https://nice-key.net/wp-content/uploads/2022/10/finger1.jpg)
練習や試合前に冷えきった手指を効率的に温めるには、
ずばり、身体の内と外から同時に温めることです!
体の内側から熱を発生させる!
または、
体の外側から保温、もしくは熱を与える!
具体的にその方法を説明します。
【体の内側から温める】熱源は筋肉!筋肉を動かす
身体の熱は筋肉が動くことで発生します。
運動前に行うウォーミングアップは筋肉を動かし、身体に熱を発生させることが出来ます!
ここで気を付けなければならないのは、
手や指が冷たいからといってそこだけ動かしても効率的に熱を発生させることは出来ない!
単純に大きな筋肉を動かしたほうが熱は発生しやすい。
つまり、ジョギングや全身運動をおこない、
大腿四頭筋や大殿筋など大きな筋肉を動かすことで効率的に身体が温まり
血液循環も良くなるので指先までしっかり温まります。
【体の外側から温める】皮膚からの放熱を防ぐ!または熱を与える!
いくら身体を内から温めても、熱が皮膚から逃げてしまえばやはり身体は冷えてしまいます。
防寒ウェアや手袋などでしっかり保温する。
また、外側から物理的に身体を温めることも有効ですね!
『外部から物理的に・・・・』と難しそうに説明していますが、
要するにストーブとかカイロとか“暖をとる”ことができるアイテムを使用することです。
バレー・バスケで手を温めるオススメグッズ4選
では、寒い冬場のプレー前に効果的に手や指を温めるグッズにはどんなものがあるでしょうか?
王道グッズから最新のグッズまで幅広くご紹介しましょう!
1.ニットグローブ
まずは王道の手袋(グローブ)です。
スポーツ用のグローブはいろいろありますが、
バレー専用モデルはありません(*´ω`)
ですが、バレーに関してはホントにシンプルなニットグローブが一番使いやすいです!
また、手指の乾燥、あかぎれで悩んでいる方はこちらの記事も参考にしてください
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寒い時期のバレーの宿命!指のあかぎれ・乾燥対策
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がっちりとした滑り止めがついていたり、素材が固いとボールのタッチが狂いますw
また、指の部分がカットしてあるタイプも、
一見使いやすそうですが、スパイクのミートで指が浮いてなんか使いにくい
なんなら意外と軍手も癖が無くて使いやすいですよ!
一方、バスケのグローブは指の部分のないタイプが主流のようです!
ボールハンドリングのしやすさを重視した結果だと思います。
2.アームウォーマー(アームスリーブ)
全日本バレー男子・女子とも着用している選手をよく見かけるようになりました。
指を動かす大きな筋肉って実は前腕(手首から肘)に集中しています!
ここを効率的に保温できるので効果は絶大です。
ただ、アームスリーブに関しては暑さの軽減、疲労軽減、滑り防止がメインのタイプもありますので、
保温に重点をおくなら秋冬用のアームウォーマーを選択するようにしましょう!
バレー用のアームスリーブに関してはこちらの記事もオススメです!!
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参考バレー用アームカバー(アームスリーブ)を着ける意味と効果とは!?
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3.【ファイテン】ウォームジェル
こちらの商品は・・・
![トミー](https://nice-key.net/wp-content/uploads/2020/02/7d91004b6fff1ccfe845364098e9ed9f-293x300.png)
私も使用したことがありません・・・
が、スポーツ前にこれを使用してマッサージを行うことで、筋肉をいち早く温めることができる優れものです。
べたつきにくいためにバレーボールを触る前にも使用しやすいと思います。
4.桐灰カイロ マグマ貼らないミニ
結局個人的に一番オススメなのはカイロw
しかもこのマグマミニは小さいくせにめちゃ熱いので、
ポケットに入れておいて指を温めるのにベスト!
8時間持つので公式戦やカップ戦でも一日持ちます
過去の記事では寒い体育館で観戦する保護者さんなんかにもオススメしています!
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参考【寒い体育館対策】バレー観戦時に寒くならないオススメグッズ6選
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【まとめ】冬のバレーやバスケで手を温める方法とオススメグッズ
身体全体を効率的に温め、その上外的要素で効率的に保温する。
少しでも早くかじかんだ手を温めて、パフォーマンスを発揮できる状態に持っていくために必要な要素だと思います!