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バレーボール 雑学

熱中症予防にも!スポーツにおけるアイスバッグ(氷嚢)の効果的な使い方

2023年8月14日

アイスバック(氷嚢)は色々な用途で活用できます。

ただし、間違った使い方ををしてしまうと効果が半減してしまいます。

また、アイスバッグにもさまざまな種類がありますので用途によって最適なものを選択する必要があります。

この記事ではアイスバッグ(氷嚢)の効果や使い方、オススメの商品をご紹介します。

アイスバッグ(氷嚢)とは?

アイスバッグ(氷嚢[ひょうのう])とは袋状のバッグの中に氷と水を入れ、身体を冷却するアイテムです。

氷を入れることができるので冷却効果を長く持続でき、材質が柔らかく体に当てた際に変形するので効率よく患部を冷やすことができます。

用途としては主に

・熱中症予防

・突発的な怪我の応急処置

・疲労回復

・慢性的な痛み(炎症)の抑制

です。

熱中症予防

近年は夏の暑さが年々厳しくなり、熱中症を発症してしまうリスクが高まっています。

特に体温調整機能の未熟な子供や高齢者は運動をしていなくても注意が必要です!

氷嚢によって首や頭を冷やせば熱中症予防に効果があります。

氷嚢は体表に合わせて形が変わりますので、効率よく体を冷やすことができます!

また、予防したにもかかわらず、熱中症が疑われる状況になった場合には応急処置として大きな血管が体表に近い腋下や股関節前面を冷やすことにも使用できます。

突発的な怪我の応急処置

例えばバレーボールで起こる怪我といえば、突き指や足首の捻挫ですよね(持論)!

そのような捻挫や打撲をした際に応急処置としてアイシングを行います。

アイシングをすることで炎症を抑え、痛みや腫脹(はれ)を最小限に予防できます。

痛みや腫脹が長引くと競技復帰に時間がかかってしまうので、受傷直後のアイシングは非常に重要です。

コールドスプレーで急激に患部を冷やすことも重要ですが、冷却効果が持続できません。

氷嚢は患部に密着して持続的に冷却することができるので効率が良い冷やし方といえます。

足首の捻挫の場合は一番良いのはバケツに入れた氷水にふくらはぎ位まで浸けて冷やす方法ですが、バケツがない場合や試合中などは氷嚢の出番となります。

疲労回復効果

疲労した体(筋肉)を運動後に冷やすことで末梢血管は収縮します。

アイシング後、収縮した血管は冷却前よりも拡張します(血管拡張効果)。

それによって、疲労物質の蓄積を抑え、多くの酸素を筋肉に供給することができるのです。

またこれは試合のタイムアウトやちょっとした休息時間でも効果があるとされています。

次の日に疲労を残さないためにもアイシングは非常に重要です。

慢性的な痛み(炎症)の抑制

実は慢性的な痛みへのアイシングは少し注意が必要です!

あくまでも炎症を起こしている状態のときにアイシングを行います。

炎症を起こしていると痛みと同時に熱感、腫脹、発赤が起こります。

例えば、慢性的に長時間歩いた後に膝が痛くなって腫れるなんて時にはアイシングが有効です!

なんとなく肩がこる、毎日腰が痛い、手足の先がピリピリ痛むなどの場合は、

炎症ではなく慢性的な血流障害や神経障害をを起こしている可能性もあり、

そのようなときにアイシングをしてしまうと症状を増悪させてしまうことがあります。

どんなアイスバック(氷嚢)を選べばいいのか?

アイスバックは色々な種類が販売されていますが、

機能的にはほとんど変わりありません。

強いて言えば買うときに気を付ける点としては以下の3つくらいでしょうか

アイスバッグ選びのポイント

1.アイスバッグの容量(大きさ)

2.開口部の大きさ

3.付属機能やデザイン

1.アイスバッグの大きさ

“大は小を兼ねる”と大きめの物を選びがちですが、

アイスバッグに関しては小さいもののほうがオススメです。

アイスバッグに保温性はありません。

トミー
トミー

保温しちゃったら冷たさが外に逃げませんから意味ないですからねw

中の氷も意外とすぐに解けてしまいます。

アイスバッグが大きいと大量の氷を作るのも大変、重量も増す。

また、アイスバッグは冷やしたい所にピンポイントで当てたいので小さくて十分なのです。

たとえば広範囲を冷やしたければアイスバッグを持って移動させながら冷やせばよいw

そして、小さいアイスバッグで氷を小まめに継ぎ足したほうが冷却効果は高まります。

2.開口部の大きさ

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氷や水を入れやすくするために開口部の大きさは大きめになっています。

開口部の大きさはどの種類もほぼ大差ないと思います。

一般的な冷蔵庫で作る氷は余裕で入りますので心配いりませんが、

コンビニで買ってくるような氷は大きめですので注意が必要ですよ!

また、アイスバックに氷だけガツガツ入れてはいけません!

身体を冷やす効果が半減してしまいます!

身体面に沿って氷嚢がしっかり密着するように必ず水も一緒に入れましょう!

3.付属機能やデザイン

付属機能とは、体に固定しやすいようなバンドがついていたり、

スナップがついていて携帯しやすいデザインとなっているなどの事です。

固定のバンドが付いているものは疲労回復や慢性的な炎症がある場合便利です。

またアシックスの氷嚢は冷えるとロゴの色が変わるので、ぬるくなってしまった場合のシグナルとして使用できます。

【まとめ】夏に限らずスポーツにはアイスパックを持ち歩こう!

熱中症予防として、また疲労回復、けがの悪化防止のためにアイスバックは非常に有効です。

夏は最初から氷を入れた状態で用意しておくと思いますが、

涼しい時期でも空のまま持っておくと、ケガをした際などもしもの時に使用できて安心です。

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