勤務先の健康診断にて・・・
私の中にピロリ菌が住んでいらっしゃることが判明!
直ちに除菌しようといろいろ調べた。
すると、どうやら一回胃カメラをして病名を付けてもらう必要があるとのこと。
んで、胃カメラやって無事除菌薬もらってきたので報告します。
そして、後で色々調べてみると除菌とLG21乳酸菌入りヨーグルトの摂取を組み合わせることで除菌成功率が上がるらしい・・・
そのことについても触れてみましょう!
これから胃カメラを実施する人々の参考になればと思います。
どんな感じか分かった方が不安は少ないですからね!
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健康診断でピロリ在住が判明
健康診断のオプションでピロリ菌検査というのがあり、数百円でできたので調べてもらいました。
通常の健康診断で行う血液検査で分かるようなので特別な検査の追加はありませんでした。
ピロリ菌の検査は一般的に次のような方法があります。
1.尿素呼気試験法
2.抗体測定
3.糞便中抗原測定
それぞれを詳しく説明したものが以下の通りです。
尿素呼気試験法
診断薬を服用し、服用前後の呼気を集めて診断する、簡単に行える精度の高い診断法で、主流の検査法のひとつです。
抗体測定
ヒトはピロリ菌に感染すると、抵抗力として菌に対する抗体をつくります。血液中や尿中などに存在するこの抗体の有無を調べる方法です。血液や尿などを用いて、その抗体を測定する方法です。
糞便中抗原測定
糞便中のピロリ菌の抗原の有無を調べる方法です。
引用:大塚製薬 ピロリ菌の検査と除菌治療(https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/h-pylori/tests-and-eradication/)
私の場合は血中の抗体を検査してもらい陽性が判明しました。
初めての胃カメラ・・・治療の流れ
1.半透明の液体を飲む
まず、“胃をきれいにする薬”(?)を飲む
半透明で紙コップ半分くらいの液体でした。
後で調べたら、これは『消泡剤』といわれるもので、胃の中の泡を取りのぞき、胃の壁をきれいにする薬のようです。
この消泡剤を胃にまんべんなく広げるために、仰向け、右側臥位、うつ伏せ、左側臥位と深呼吸しながら体位変換しました。
2.鼻粘膜に麻酔をする
両方の鼻の穴にスプレー式の麻酔をします。
結構奥の方にプシュとされる!
この時私の実感では右の鼻の穴の方が奥の方までシュッと入っていった印象
案の定、処置をしているスタッフも、
『右の方が鼻腔が広くスムーズにいきましたね、カメラも右から行いましょう!』
と言われました。
さてこの麻酔、しばらくすると鼻から喉へ自然に下りてくるんですが、喉に麻酔が聞き始めると、唾を飲み込むのに違和感を感じてきます。
『唾を飲みにくい、飲めてない感覚』ですが、かといってむせたりすることはありませんでした。
麻酔が完全に効くのを待ちながら先生の準備完了を待ちます・・・
3.いよいよ胃カメラの挿入
先生到着!
いつの間にかグローブ、医療用のガウン、マスク、フェイスシールド、バタ子さんの帽子をかぶって完全装備で登場。
私の場合は左側臥位(左を下にした横向きで寝た状態)で検査開始となりました。
鼻から入っていたカメラが喉を通過する際に、
『唾を飲んでください~』
と先生から指示があり、唾を飲むと喉の違和感から
と嗚咽・・・・
これがしばらく続くのか・・・
と超不安になりましたが、助手のナース(?)が背中をさすって
力を抜いて楽にしましょう!
と声掛けをしてくださり、
なんと、オエッてなったのはこの一回だけでした!!
あとは確かに胃の中に何かが入っている違和感はありましたが、痛みもなく、嗚咽もなく・・・
検査が終わってカメラが出ていくときはスルスルと胃の中から抜けていく感覚が心地よかったです。
わずか5分。
その間、オエッってなったのは最初の一回だけでした!
経口だともう少ししんどいのかもしれませんが、経鼻であれば咽頭反射(オエッ)が格段に起きにくいので楽勝でした!
4.説明をうける
胃の中の画像を見ながら説明を受けました。
特に大きな異常はありませんでした。
実はちょっとドキドキしてましたが、ホッとしました!
ただし、ピロリがお住まいなので、慢性萎縮性胃炎という診断がつきました。
5.除菌薬を処方される
ピロリ菌の除菌は一日二回、一週間分の除菌薬を服用します。
忘れないように一週間連続で飲み続けないといけません。
途中でやめたりすると薬に耐性を持ったピロリ菌が発生する可能性があるとか・・・
ヨーグルトはピロリ菌の働きを弱める?!
私はヨーグルトとの併用はしませんでしたが、
色々調べてみるとどうやら特定のヨーグルトにはピロリ菌を減少させる効果があるらしいのです!
MEIJIのホームページから引用させていただくと、
東海大学医学部の古賀泰裕教授らは、ピロリ菌の感染者30人に対して試験を行いました。まずその30人に乳酸菌OLL2716株を含まないヨーグルト(1個90g)を1日2回、8週間連続で食べてもらい、その後乳酸菌OLL2716株を含むヨーグルト(1個90g・乳酸菌OLL2716株を10億個含む)を1日2回、8週間食べてもらいました。その結果、乳酸菌OLL2716株を含むヨーグルトを食べた後で、食べる前よりもピロリ菌の活動が抑制され、胃の炎症の改善が認められました
引用:株式会社明治HP(https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/oll2716/03/)
病院によってはヨーグルトの併用を実際に行っているところもあるようです!
胃カメラやる前にあらかじめピロリ菌を減らしておくってのも有効なのかもしれませんね!!
【まとめ】ピロリ除菌と胃カメラは早めやるべきです!!
胃カメラは昔は結構な太さのものを口から入れていたそうです。
そんな時代があったため、胃カメラといえば
などと先人たちの苦労話を多く聞きます。
ですが、医療の進歩は著しく、胃カメラは格段に細くなり経鼻で行えるようになりました
私の感想では
胃カメラが怖くて悩んでいる人、今すぐやるべきです!
すっごい楽であっけなく終わりますからww
んで、除菌まではできませんが、腸内環境を整えピロリ菌を減らすヨーグルトを、日頃から食べることをお勧めしますw