小学生のバレーボールチームは年々減少しています。
1チームで6人が確保できず、他のチームと合体、吸収されたなんて話を近隣のチームでもよく聞くようになりました。
原因は少子化、習い事の多様化など色々なことが考えられます。
これはバレーに限らず他のスポーツ系の習い事でも同様に言えることですね!
指導者として、部員の保護者としてなんとか自分たちのチームを維持していきたいという気持ちはどこも同じだと思います。
そこで、私自身も試行錯誤しながら実行している、または他のチームもやっている部員募集の方法についてまとめてみました。
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小学生バレーの効果的なメンバー(部員)募集方法
1.部員(メンバー)募集のポスターを作る
まず手っ取り早いスタンダードな方法として部員募集のポスターを作りましょう。
私は学校に依頼して学校内や体育館に貼ってもらったり、地区の公民館に貼らせていただいています。
また、近くの大型スポーツ用品店のバレー用品コーナーに他チームのポスターが貼ってあるのを見たことがありますw
バレーコーナーに来ている時点でもう入部してる気が・・・
また、全校生徒にポスターのコピーを配布してもらいました。
田舎なので400部(人)くらいでしたが、家庭に子供が持ち帰れば親御さんにも見てもらえますからね。
・部員(メンバー)募集のポスターは子供たち目線?保護者目線?
よく見かけるポスターにはでかでかと『部員募集中!』って書いてあります。
でも、部員募集中って書いてあるのを見て、「だったらやってみたい!」って思う子、います?
また、保護者目線としても、ありきたりな部員募集中を前面に出したポスターでは心が動かない気がします。
そこで私が作成したポスターには以下の2パターンの紹介文を入れました!
見出しテキスト
・子供たちにもわかりやすく難しい漢字を使わない紹介文
・保護者の不安を解消するための保護者用の紹介文
実際のポスターの該当部分がこちら
最初は子供たち用と保護者用に別々にポスターを作ろうと思っていましたが、
配布枚数・方法に制限があるので今回は一体型で作成しています。
子供たちと親御さんの心を「やってみたい!・やらせてみたい!」という方向に動かしたい!
そのために文面をちょっと工夫するとよいかと思います。
2.体験会・練習会を開く
バレーに興味があるけど、いきなり入部はなんだか不安だなぁ・・・
チームの雰囲気や活動内容を関係者に聞いてみたい!
入部前の子供たちや親御さんたちは不安でいっぱい・・・
とりあえず実際に体育館に来てみる機会を作ることが大切です!
体験会では実際のバレーの練習だけではなく、
ボールに慣れていない子供たちが楽しく動ける遊び感覚のレクレーションも入れましょう!
手つなぎ鬼ごっこや大縄跳びなど、一見バレーと関係なくても良いと思います。
仲間との交流や、集団の中での遊びから、
運動楽しい!
と打ち解けてくれるところがまず目標w
そのあとボールを使った実際の練習も体験できるとなお良いと思います!
3.チームのSNSを作る
私はインスタグラムとスレッズでチームの活動を発信しています。
フェイスブックやX(twitter)でもいいと思います。
私はインスタの画像やリール(ショート動画)が視覚的に伝わりやすいと思っています。
インスタでは他チームとフォローしあうことで練習メニューの情報交換ができたり、
大会などでは他チームの保護者さんから
インスタ見てますよ!
と声をかけてもらったりします!
インスタの固定投稿には部員募集の際に作ったポスターを張り付けてあり、
部員募集にも一定の効果があると思っています!
現にインスタを見て入部を決意してくれたご家族もありました!
実際の練習風景などを投稿すると親子とも安心して見学や入部へとつながると思います。
【まとめ】入部を迷っている親子はたくさんいる!
バレーやってみたいけど、やらせてみたいけど、、
あと一歩踏み出せない・・・
そんな子供達、親御さん達はたくさんいます!
いま、コミックや全日本選手の活躍で空前のバレーブームです!
一人でも多くの子供たちがバレーボールを通して、
努力することの大切さ、仲間の大切さ、スポーツの楽しさを
体験して学んでほしいものですね!