2021年も暖冬なんでしょうか?
私の住んでいる地域は毎年30cm程度の積雪が年に数回あるような準雪国ですが
2019年、2020年と続けざまに年1、2回しか積雪がありませんでした。
しかし、何やら巷ではこの冬は大雪になるといううわさもww
さて、そんな中、普段雪が降らないような地域でも
気圧配置やら寒気団やらで、突然の積雪にみまわれることがありますよね
普段あまり雪が降らないよな地域に積雪があると、雪になれている人から見ると
と思うことを雪素人さんがやっちゃってるのを
実際に目にしたり、報道等でよく見かけます!
具体的にはこんな感じのことです!
これがダメ
- ヒールコンタクト(歩行時の踵接地)
- 必要のない除雪
- タイヤが空転しているのにフルアクセル
- 4WD自動車への過信
- かまくら作り
- 雪に向かってダイブ
なぜダメなんだろう?疑問に思った人は必読です!
コンテンツ一覧
1.ヒールコンタクト(歩行時の踵接地)
実は雪慣れした人と雪素人の歩行パターンには明確な違いがあります。
まず積雪、凍結した路面を歩く時、ツルッって滑っちゃうタイミング・・・
どのタイミングか分かりますか?
ちょっとイメージ画像が南国ですが
このいかにも暖かそうな場所を歩いている男性の右足に注目してください。
前に振り出した足の踵が地面につく瞬間。
専門用語ではヒールコンタクト(踵接地)といいます。
皆さんも立ち上がって普段と同じように歩いてみてください。
前に振り出した足は必ず踵から地面についているはずです。人間の歩行効率を高めるためには重要なフェイズとなっていますが。
この踵に体重が乗った瞬間が一番滑ります!
もう少し細かく言うと
体に対して足が外側に滑ると反対側の足がステップして立ち直れる可能性大ですが
内側に滑っちゃうと人間は高確率で転倒します!
あと、片足滑って、立ち直ろうと出した次の足が滑ると99%転倒しますw←よくやる
ではどうやって足をつけば滑りにくいと思いますか?
私の才能あふれる絵で説明いたしますと・・・
このように足の裏全体で地面を踏みしめる!!
接地面積が大きいので摩擦も大きくなり滑りにくいのは容易にわかると思います。
雪慣れした人なら無意識に、当たり前にやっている歩き方ですが、慣れてないと案外できないんですよね・・・
2.必要のない除雪をする
道路の除雪をするときは雪の量と翌日の天気をみて実行しましょう!
なぜなら除雪をすることで積み上げた雪が解けにくくなり、いつまでの残るからです。
この画像を見てください。積雪が30センチくらいあったので機械で雪かきをした3日後ぐらいの写真ですね。
左側は雪はなく道路も乾き始めています。
一方、除雪後に固まってしまった雪が右側。
雪は山積みになると固まってなかなか解けなくなります。
15cm程度であれば凍結さえしてなければ天気が回復すれば自然に解けます。
なので、車の往来等に支障がなければ除雪は控えましょう!
そして、慣れない除雪作業は翌日以降の強烈な筋肉痛を発症しますww
ここはおとなしく、こたつでミカンでも食べて雪景色を楽しみましょう。
3.四駆自動車を過信する
4WD車は雪道に強い
これは正解なんですけど不正解なんです。
4WDは雪道や凍結路での発進や上り坂では2WDより有利です
ただ、コーナリングやブレーキをかけた際の滑りやすさは
2WDと同じか、重量が重い分4WDの方が不利です。
これに関してはJAFのこちらの『雪道では4WD車の方が安心?』という質問ページが実験画像があって非常に分かりやすいです。
http://qa.jaf.or.jp/drive/winterdrive/17.htm
qa.jaf.or.jp
4WDだからといってスピード出しすぎ、急操作をすると意外とあっさり滑ってしまいます。
自車の後ろにミニ渋滞を引き起こしてしまってもいいんです!
冷静に安全にゆっくり運転しましょう。
ちなみに私はFF車でJAF非会員ですが、雪深い山の上の職場まで普通に通勤しています。
4WDだったらなぁ~・・・、と後悔したことは今のところありません。
雪道運転、大切なのはどっちかと言えばタイヤです!!
ノーマルタイヤは少しの積雪でも劇的に滑っちゃいますから!
雪道のノーマルタイヤは絶対に控えるべきです!!
突然の積雪でも焦らないように、簡易型で簡単に装着できるタイヤのすべり止めもあります!
4.かまくら作りを始める
雪が降ったらする事ベスト3を選ぶなら、ほとんどの人が、
- 雪合戦
- 雪だるま作り
- かまくら作り
をあげるでしょうが・・・
かまくら作りをナメないほうがいい。
あれ、相当積雪がないとできませんww
少々積もったから作ってみようとチャレンジしても、雪が足りなくて壁がうすうすになるとか
出来たはいいけど、人が入れないスモールな大きさになるのを生まれてこの方何十回と経験している
まずできませんよ、雪だるまくらいにしておきましょ・・・
5.雪に向かってダイブする
よくみますよね、真っ白な新雪に向かって大の字でダイブして雪にヒト型がつくやつ・・・
あれ、自宅の庭とか、スキーゲレンデとか雪の下には何もないと分かっているところでやってください。
演芸用の支柱とか、大きな岩とか、雪の下には何が突出しているか分かりませんから
実は非常に危険な行為だと思います。
【まとめ】非雪国に雪が積もった時に雪素人が決してやってはいけない4つの事
めったに降らないのにまとまった積雪があると
ついつい気分が高揚して無茶しちゃうことがありますが
程よく遊んでしっかり気を付けて過ごしましょうね!
冬の寒い釣り場におすすめ電熱系アイテム4種
続きを見る