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バレーコーチング

よく怒る・怒鳴る監督・コーチは指導力がない!

語弊の内無いように最初に言っておきます!

トミー
これ、私のことですw私の反省を含めたお話です!

指導力のない指導者だった私はよく怒鳴っていた

特に小学生、中学生のスポーツを指導しているコーチの中に怒鳴るコーチ、親御さん、多くないですか?

私は最近までよく怒鳴り散らしていました。

でもそれってとても恥ずかしいことだと気づき、最近はただ怒鳴るのではなく、冷静に考えて指導するようにしました。

著者の信頼性(怪しいサイトかよw)

名前:トミー

小学生男子バレーチーム(クラブチーム)の元コーチ。

現在は小学生女子バレーチームのコーチ。

2019年、指導するチームが全国小学生バレーボール大会にてベスト16の成績を収める。

子供たちは怒鳴っても伸びません。

伸びたとしてもそのスポーツを本当に好きになれません。

怒鳴る・怒る指導をすると何が起こるか?

子どもたちを対象としたスポーツ指導で怒鳴る・怒る指導をすると、

何が起こるか?

では、最初に考えてみましょう。

子供たちがその習い事を始めようと思ったきっかけはなんですか?

楽しそうだから!

そうだよね、自分で『楽しそう』って思って始めたんだよね!

トミー

テレビで見て、あんな選手になりたいと思ったから!

なるほど!素敵なカッコイイプレイヤーになりたい!って思ったんだよね!

トミー

最初は、子どもたちは自分で始めようと思ったんだと思います!

もちろん最初は親のススメだったかもしれません。

でも最終的に自分が『やってみたい』と思ったんです。

それが、いざ始めてみると怒られて・怒鳴られて・・・

いつしか子供たちは、

怒られないように頑張ろう

怒鳴られないプレーをしよう

という動機に変わってしまいます・・・

前者を内発的動機付け

後者を外発的動機付けといいます。

内発的動機付けと外発的動機付け

スポーツにおいて、特に子供において内発的動機付けは非常に重要だと思います。

自分で考えてやってみる、トライしてみる!

内発的動機付けによる行動は学習効果も高く、

スキルアップの効率も高い!

怒鳴ってやらせる外発的動機付けより

自分で考えてやらせたほうが、結果としてプレーが上手になるんです!

自分で工夫する、試行錯誤する、

それをサポートするのが本来の指導者の仕事です!

自分の考えを押し付けて、できなければ怒鳴る・・・

これは指導ではありません。

自分の感覚で教えようと思ってはいけない

怒鳴ってしまうのは

『なんでこんな簡単なことができないの?』

という思い込み、言い換えると

『私は簡単にできるのに何でできないの?』

っていう心理が心の奥底にあるからだと思います。

だから、成人である私たちの感覚で指導をしようとするとイライラして怒鳴ってしまうことが多い。

感情論ではなく発達学的に身体力学的に子供の心理にも気を使って指導してやる必要があるのです。

まだまだ私もできていないと思うが、以前よりは指導ができるようになった・・・かな

子供が上手くできないのは指導が上手くいってないから

良く練習試合とかやってると他チームの監督やコーチからこんな罵声が聞こえてくることがある!

『なんで声を出して取らないんだ!!』

声を出しながら取る余裕がないくらい必死=指導力不足

ちなみに声を出す指導法はこちらを参考にしてみてください!

小学生バレーボール 『声を出せ!』の指導法

続きを見る

『なんで足が出ないんだ!!』

そもそもあんなサーブ取ったことない=指導力不足

『なんでサーブを外すんだ!!』

いやいや、プロでも外すよww=指導不足

『何回言ったら分かるんだ!前にも言っただろ!』

子供でも一回で分かるように教えてよ=指導力不足

ほらね、全部指導力不足!!

これを子供たちのせいにしてはいけない!それじゃ私たちコーチも成長できない!!

気づいたきっかけはある超有名人のブログ

日本中、何百というチームを見てきたけど、
子供達を怒鳴り散らしている指導者ばかり。
怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、
周りに言っているようなもんだよね。
そんなことも、わからないのかね?
恥ずかしいというか、あまりにもひどすぎるよね。

引用:桑田真澄公式ブログ(http://web.archive.org/web/20090314025316/http://kuwata-masumi.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-ea9b.html)

元読売巨人軍ピッチャーの桑田真澄氏の言葉です。

私は未熟者だからこれを見るまで自分が愚かな指導者気取りのなんちゃってコーチだということに気づけなかった・・・

子供たちの指導を通して、私たちの方こそ学ばなければならないのです。

まとめ 怒鳴らない指導を目指して

時には叱らないといけないこともある。

ただ、なぜ叱られているのかしっかり丁寧に理解してくれるまで指導しないと意味がない

叱られるのが嫌で指導者の顔色を見ながらプレーしてはスポーツの楽しさを教えることは出来ないのだから・・・


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